以前からトラブルになっていた相手から訴えを提起され、裁判所から訴状が届きました。
送られてきた訴状を読んでも相手の言っていることは嘘ばかりで話になりません。
無視していてもよいでしょうか?
答弁書を提出するなど、きちんと対応する必要があり、無視してはいけません。
日本の民事裁判では、民事訴訟法という法律で、相手方の主張を裁判できちんと争わないと、相手方の主張を認めたものとして取り扱うこととされています。したがって、答弁書も出さずに口頭弁論期日を欠席すると、裁判所によって相手方勝訴の判決が言い渡されてしまい、場合によっては、財産を差し押さえられたりする危険性も出てきます。
まずは、訴状に記載された相手方の主張に対する認否や、あなたの主張を記載した答弁書を作成して裁判所に提出してください。
答弁書の作成が難しければ、一度弁護士に相談することをお勧めしますが、最初の期日までに何らかの対応をしないと、欠席扱いになって判決が言い渡されてしまうおそれがありますので、ご相談はお早めにしていただくのが適切です。